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特集 : 熱海市

盛り土業者強引に工事 指導従わず、市職員脅す 元職員が証言

 熱海市伊豆山の大規模土石流の起点となった土地に不適切な盛り土をした神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)が、盛り土付近の宅地造成現場でも市や県の指導に従わず、市職員を脅すなどして無理やり工事を進めていたことが16日までに、複数の元市職員への取材で分かった。
 元市職員によると2005年、同社は宅地造成工事でブロック擁壁などの構造に問題があったとして、県と市から指導を受けた。
 当時、同社代表の男性と対面した元市職員は「指導に聞く耳を持たず、『警察でも何でも呼んでこい』と怒鳴り散らして一方的に工事を進めようとした」と振り返る。土石流の起点付近は当時、未着手だったという。
 同社が起点周辺の土地を取得したのは06年9月。その後、当該地で法令違反を繰り返した上、市の中止要請を無視して大量の土砂を搬入し続けた。行政の監督責任について、別の元市職員は「問題業者という共通認識の下、県、市として言うべきことは言ってきたはず」と主張する。一方で、「強制力がないことをいいことにのらりくらりと指導を受け流され、好き勝手にやられてしまった」と悔やんだ。

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