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特殊詐欺防止へポスター作製 裾野署と静岡ブルーレヴズ

 裾野署はこのほど、静岡県内をホストエリアとするラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズと連携し、特殊詐欺被害防止を訴えたポスター60枚を作製した。このほど、山下安則署長が裾野市内で合宿中のチームを訪ね、矢富洋則選手(27)に感謝状を手渡した。

ポスターを紹介する矢富選手(左)と山下署長(裾野署提供)
ポスターを紹介する矢富選手(左)と山下署長(裾野署提供)

 ポスターは昨季の最終戦で、矢富選手がボールを持ちながら相手選手をかわして走る写真を使用。ボールを守りながらトライを目指すラグビーにかけ、「大事なものは渡さない」「キャッシュカードを預かりますは詐欺」などと呼びかけている。同じデザインのチラシも2千枚作製し、同日、同署とチームスタッフが長泉町のJAふじ伊豆長泉産直市での啓発に活用した。
 管内でキャッシュカードの被害が増加傾向という。矢富選手は「自分の力で犯罪の防止につながればうれしい」と話した。

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