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盗撮の公立中教諭に懲役2年求刑 静岡地裁公判

 入浴中や着替え中の女子中学生を盗撮したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われた裾野市麦塚、公立中学校教諭の男(35)の第2回公判が30日、静岡地裁(国井恒志裁判官)であった。被告は認否を留保していた山梨県での事件も含めて起訴内容を認め、検察側が懲役2年を求刑して結審した。判決は10月6日。

静岡地裁
静岡地裁

 検察側は論告で「性的欲求を満たすため犯行に及んだ。常習性が認められ、再犯の恐れも否定できない」と悪質性を強調した。弁護側は、反省し治療を始めているなどとして執行猶予付きの判決が相当と訴えた。
 被告は被告人質問で「一生の傷となり得ることをしてしまった」と謝罪した上で、仕事上のストレスがあったなどと説明した。
 起訴状によると、被告は2019年9月5日に静岡県内の宿泊施設で入浴中の女子中学生数人を盗撮し、21年11月17日に山梨県の宿泊施設で着替え中の女子中学生数人を盗撮して児童ポルノを製造したとされる。

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