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リュウゼツラン 数十年かけ開花 裾野の民家

 裾野市の民家で、メキシコ原産の大形常緑多年草「リュウゼツラン」が開花した。花を咲かせるまで数十年かかると言われ、小さな淡い黄色の花が無数に開き、夏空を彩っている。

数十年かけて開花したリュウゼツラン=裾野市
数十年かけて開花したリュウゼツラン=裾野市

 沼津市の専門学校に植えられていたが、移転に伴って45年ほど前、民家の住人が譲り受けた。今年5月下旬につぼみのようなものが付き、高さ10メートル近くにぐんぐんと伸びた花茎の上部で、7月中旬ごろから花が咲き始めたという。
 リュウゼツランは結実すると枯れる。民家に住む70代の女性は「さみしい気持ちもあるが、きれいな花を初めて見ることができて感激した」と話した。

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