味や香りの違い飲み比べて堪能 静岡市葵区の社福法人
静岡市葵区の社会福祉法人楽寿会は1日、八十八夜に合わせた新茶イベントを同区のコミュニティホール楽寿で開いた。同会が運営するケアハウスの入居者やデイサービスセンターの利用者計約60人が参加し、入れたての新茶の飲み比べなどを楽しんだ。
製茶業のさんわ(同区)の担当者が講師を務め、おいしい入れ方などを説明。参加者は県内産と鹿児島県産の新茶を飲んで「おいしい」「こっちの方があっさりしてる」などと話しながら、味や香りの違いを堪能した。茶の種類や生産量に関するクイズにも挑んだ。
参加した鈴木福江さん(83)は「今年初めて新茶を飲んだ。味の濃さに違いがあり、どちらもおいしかった」と笑顔で話した。