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テーマ : 沼津市

静岡県西部初のバカロレア認定 聖隷クリストファー小・こども園(浜松市中央区)

 浜松市中央区の聖隷クリストファー小と聖隷クリストファー大付属クリストファーこども園が今春、世界的な教育プログラム「国際バカロレア(IB)」の認定施設となった。静岡県西部では初。両施設は、IBの初等教育プログラム(PYP)を実施する。

「この地球を共有するということ」のテーマで水資源を研究し、水の循環を表現した英語の詩を朗読する児童=2月下旬、浜松市中央区の聖隷クリストファー小
「この地球を共有するということ」のテーマで水資源を研究し、水の循環を表現した英語の詩を朗読する児童=2月下旬、浜松市中央区の聖隷クリストファー小

 同小では学習指導要領の教科の授業に、「私たちは誰なのか」「世界はどのような仕組みになっているのか」「この地球を共有するということ」といったPYPの定める教科横断的なテーマを組み込む。PYPには授業の使用言語の規定はないが、同小では外国語、図工、音楽など学年に応じて複数の授業を英語で行う。
 両小・園は2022年にIB候補となり、これまでも探究型の教育を展開してきた。今年2月末~3月上旬には児童が各自でテーマを決めた研究の成果発表会を行った。
 このほかの県内のIB認定教育機関は、沼津市の加藤学園暁秀中・高、長泉町のエンゼル幼稚園、静岡市清水区の静岡サレジオ幼・小・中・高。島田市に4月に開校する県立ふじのくに国際高も、県立高初のIB導入を目指している。
 (教育文化部・鈴木美晴)

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