トーヨーアサノが本社社屋の起工式 沼津
トーヨーアサノが沼津市原に新築する本社社屋の起工式が26日、現地で行われた。2階建ての建物は地層の隆起をイメージし、外壁は地層のようなデザインにする。創業の地沼津に根ざし、主力事業の建物を支えるコンクリートパイル(くい)造りにこだわる。
建設地は旧国道1号沿いの現本社から数百メートル西北。延べ床面積は1339・61平方メートル。2階は事務所、1階には会議室などを設ける。来年2月に完成予定。屋上で太陽光発電を行う。空調などはエネルギー効率の高い機器を選び、発電量が使用電力を上回る見込みという。
植松泰右社長は「脱炭素とデザイン性を両立し、会社のブランドイメージを体現する」と期待を込める。