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テーマ : 沼津市

平野(沼津市出身)ストレート勝ち 女子快勝で発進 卓球・世界選手権団体戦

 パリ五輪の予選を兼ねた卓球の世界選手権団体戦は16日、韓国の釜山で開幕して1次リーグが行われ、女子で2組の日本はルクセンブルクを3-0で下した。5組の男子は対戦相手のナイジェリアが棄権して不戦勝。

女子1次リーグ ルクセンブルク戦でポイントを奪い、ガッツポーズする平野美宇=釜山(共同)
女子1次リーグ ルクセンブルク戦でポイントを奪い、ガッツポーズする平野美宇=釜山(共同)

 女子で前回まで4大会連続銀メダルの日本は早田ひな(日本生命)がストレートで先勝。15歳の張本美和(木下グループ)は60歳のシャリャン・ニとの「45歳差対決」を3-0で制し、平野美宇(同、沼津市出身)もストレート勝ちで締めた。6連覇を目指す1組の中国はインドに3-2で辛勝した。
 大会は男女とも5チームずつ8組に分かれて1次リーグを行い、各組上位3チームが決勝トーナメントに進出。日本は8強に入れば、パリ五輪の団体出場権とシングルス2枠を獲得する。
 (時事)
エース早田 役目果たす  女子は早田がエースの役目を果たし、日本の勝利への流れをつくった。「勢いをつけるのは一番得意なところでもある」と自信があった第1試合で、世界ランキング121位の格下にストレートで快勝。小さくガッツポーズし、第2試合を戦う15歳の張本美に危なげなくバトンを渡した。
 サーブとレシーブで崩して先手を取った。甘い返球には、すかさず回り込んで得意のフォアを強く打ち込んだ。第1ゲームは4-5から7連続得点で奪取。第2ゲーム以降も相手の緩いサーブを冷静に処理した。豪快さも繊細さも備える地力の高さを示した。
 (共同)
男子は不戦勝  ○…男子の日本は試合直前にナイジェリアの棄権を知らされ、不戦勝スタートとなった。エースの張本智は「フルメンバーの相手と試合をしたかった。残念」と素直に話した。世界選手権デビューがお預けとなった篠塚は「早く試合をしたい気持ちがある。いい準備をし、いい状態で試合に臨めたら」と語った。
 この日、予定していたオーダーには戸上が不在だった。張本智によると、発熱のため復帰時期が見通せないという。他の選手の奮起は欠かせなくなりそうで、田中は「起用された時に『出して良かったな』と思われたいし、そういうプレーを目指したい」と頼もしく話した。
 (共同)

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