明大野球部が愛鷹キャンプ 磐田出身、高須投手ら参加 23日まで
明治大野球部は23日まで、春季キャンプを沼津市の愛鷹球場で実施している。東京六大学初の「年間4冠」を目標に掲げて鍛錬を積んでいる。15日は歓迎・激励会に臨んだ。
2年木本圭一・二塁手(同市出身)や2年高須大雅投手(磐田市出身)ら選抜された選手40人が参加する。体力トレーニングから紅白戦まで幅広いメニューの練習に励む。14日発表の「侍ジャパン」に選出された3年宗山塁主将は「空気がおいしく十分な広さがある。素晴らしい環境に感謝し、成果を出せるよう全員で頑張る」と言葉に力を込める。
同球場での春季キャンプはコロナ下の中断を挟んで15回目。当時の監督が、かつて飛龍高監督だったことから始まった。その後、成績が上向き「縁起がいい球場」とされているという。
歓迎・激励会には同大校友会沼津地域支部の役員らが集まった。鈴木正二支部長は「心身ともに鍛えて成果を出して。美しい富士山を目に焼き付けて」と呼びかけ、特産のミカンを贈った。