懲罰の沼津市議 27日に意見陳述 「タケノコ発言」審決
沼津市議会での「タケノコ発言」を巡り、江本浩二市議(63)が市議会から受けた懲罰の取り消しを県知事に求めた審決で、県自治紛争処理委員が27日に県庁で江本氏の口頭意見陳述の場を設けることが、14日までの県などへの取材で分かった。意見陳述は非公開。
審理はこれまで書面で実施してきた。申請者が希望した場合は口頭での陳述も可能。27日は有識者3人の委員が審理し、その後認容か棄却を判断する。高橋達也議長も出席について検討中という。
江本氏は昨年の市議会9月定例会で「市有地からタケノコを掘って販売している」と述べ、公の場の不適切発言として陳謝と出席停止1日の懲罰を受けた。