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テーマ : 沼津市

平面横断化へ本格協議 市、「実践広場」整備合わせ 沼津駅南口

 沼津市は2024年度、JR沼津駅南口の旧西武沼津店本館跡地をにぎわい創出に向けた「まちなか実践広場」として整備するのに合わせ、南口交差点の平面横断化に向け、警察などと本格的な協議を始める。皮切りとして交差点東側の実験広場と沼津ラクーン(旧西武沼津店新館)を南北に結ぶ横断歩道を1カ所設置し、「ヒト中心」の中心市街地再整備を進める方針。

沼津駅南口
沼津駅南口

 旧西武本館跡に建つアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式カフェは15日に閉店、日産レンタカー沼津駅前店は28日に約200メートル東に移転する。
 駅南口交差点は現在、歩行者は地下道で移動する。市は横断歩道設置で、駅南口と沼津港を貫く「さんさん通り」や市中心部の中央公園、香陵アリーナへの歩行者の回遊性向上を狙う。将来的には交差点の4方向全てを平面化する計画。
 実践広場は約830平方メートルで、土地は都市再生機構(UR)が保有する。市は1月にURと連携協定を締結。両者が協力し、24年度内に暫定的な低層の建物と広場を設ける。市は24年度当初予算案に広場整備や平面横断化などの関連経費として総額1億6400万円を計上する。

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