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テーマ : 沼津市

農地利用最適化 2団体に最優秀 静岡県が発表

 静岡県などはこのほど、2023年度の県農地利用最適化推進活動の知事賞入賞者を発表した。耕作放棄地再生部門は笠原地区農業推進委員会(袋井市)が、農地集積・集約化部門はアイファーム(浜松市中央区)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。

県農地利用最適化推進活動の知事賞入賞者ら=県庁
県農地利用最適化推進活動の知事賞入賞者ら=県庁

 笠原地区農業推進委員会は、荒廃茶園の再生利用と基盤整備を進めるため21年に設立。幅広い関係者間の協議や茶園整備の調整を行っている。茶に代わる新規作物として、バイオマス燃料に用いる早生樹の試験栽培も手がける。
 アイファームは浜松市内でブロッコリーを生産販売する。16年の設立以来、耕作放棄地の借り入れを進め、現在は145ヘクタールに農地を拡大。ドローンや画像解析技術を使ったスマート農業にも取り組んでいる。
 県庁で開いた表彰式で川勝平太知事は「皆さんは県の誇り。ロールモデルとして自信を持って精進してほしい」とたたえた。
 このほかの入賞者は次の通り。
 【耕作放棄地再生部門】優秀賞 佐藤豪芳(南伊豆町)NPO法人水辺の里まちづくりの会(浜松市)
 【農地集積・集約化部門】優秀賞 グリーンエイト(静岡市)佐野良一郎(沼津市)

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