静岡と神奈川両県の会社 取引拡大へ 製造、食品 沼津で「広域商談会」
静岡県産業振興財団と神奈川産業振興センターは20日、両県の事業者の取引拡大を支援する「しずおか・かながわ広域商談会」を沼津市のプラサヴェルデで開いた。両県の237社が受注企業として参加し、約800の商談を行った。
昨年に続き2回目。製造業に加え、新たに食品の商談の場を設けた。食品製造業の担当者が卸売業や小売業のバイヤーに対し、実物を示しながら製品の特徴をPRした。沼津市のマルコーフーズは昨年機能性表示食品になったアジの干物を売り込んだ。
製造業の参加企業は昨年を大きく上回った。金属加工業などの取引意欲が旺盛という。
発注企業は東京都や愛知県からも参加した。一部の商談はオンラインで実施。沼津信用金庫や三島信用金庫が事業者募集や会場運営に協力した。