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テーマ : 沼津市

コラム窓辺 起業するということ(曽根原容子/Woman’sサポート理事長)

 ここ数年、起業ブームでさまざまな分野で起業をする人が多いです。特に女性の起業が増えているように感じます。美容、飲食、IT系、占い、投資アドバイザーなど、他にも業種はたくさんあります。

曽根原容子氏
曽根原容子氏

 「起業」とは業を起こすと書くように、起こすことは少しの勇気で簡単にできます。しかし大切なことは、続けることです。これは私の感覚ですが、3~5年くらいでクローズする人も多いように感じます。思ったよりも大変だった、稼げなかった、プライベートとのバランスが取れなかったなど、その理由はさまざまです。
 ただいつもそのような話を聞いて思うのは、せっかく業を起こしたのだから、それはこの世の中に子供を産んだのと同じことだから、諦めずに育ててほしいなと思います。山あり谷ありは当たり前のことで、ひとつずつ乗り越えていくからこそ、メンタルが強くなり、稼げるようになってくるのです。
 私が理事長を務めているNPO法人Woman’sサポートは、女性の起業・就業・子育て・妊活の相談やサポートをしています。その中でも特に起業の相談が多いです。
 毎年、秋になる頃、沼津市より依頼され「Woman’s起業応援スクール」という全4回の無料セミナーを開催しています。6年続けていますが、毎年起業したいという女性たちが30~40人くらい参加してくれるので、伝えられること、アドバイスできることを話しています。多くの人が起業してこの地域に活気が出てくることを願っています。
(曽根原容子=そねはらようこ/Woman’sサポート理事長)

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