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テーマ : 沼津市

プラごみ削減へ、スポーツ界連携 岩崎恭子さん(沼津出身)ら参加 日本財団

 日本財団は28日、さまざまな競技のアスリートとともにスポーツ界横断で使い捨てプラスチックごみの削減を目指すプロジェクトを始めた。バルセロナ五輪競泳女子金メダリストの岩崎恭子さん(沼津市出身)、ラグビー元日本代表で静岡ブルーレヴズのクラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)五郎丸歩さん、ボートレーサー長嶋万記さん(御前崎市出身)らがパートナーとして参加する。

プロジェクトへの意気込みを述べる岩崎恭子さん(前列右から2人目)=28日午前、都内
プロジェクトへの意気込みを述べる岩崎恭子さん(前列右から2人目)=28日午前、都内

 名称は「HEROs PLEDGE(ヒーローズ・プレッジ)」。アスリートたちが起点となり、競技団体やクラブチーム、スポンサーを巻き込んで削減のモデルケースをつくり、普及させる。ファンに向けた情報提供を強化し、一人一人が行動を起こすよう促す。
 暑さにより女子マラソンで4割以上の選手が棄権した2019年ドーハ世界陸上選手権、雪不足に伴って中止となった21年の札幌市でのクロスカントリーレースのように、近年の気候変動はスポーツにも大きな影響を及ぼしている。一方、日本のスポーツ界全体では環境問題への取り組みがまだまだ不十分とされる。
 都内で関係者と記者会見した岩崎さんは「スポーツ界から発信できることは多い。プロジェクトを通して社会に貢献できるようになっていきたい」と述べた。
  (東京支社・関本豪)

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