沼津・飛龍高フードクリエイターコース1期生 卒業前に保護者へ調理技術披露
沼津市の飛龍高はこのほど、2021年度に新設した「フードクリエイターコース」1期生27人と保護者の食事会を同校で開いた。将来、調理師やパティシエを目指す生徒らは卒業を前に、調理技術を披露するとともに保護者に感謝の思いを伝えた。
同校では2年次から和洋中食の調理を学ぶ「リトルシェフ」と製菓製パンを学ぶ「リトルパティシエ」の2部門に分かれ、技術を高めた。生徒らはコース料理や、デザートと軽食メニューを考案し、テーブルコーディネートも手がけた。
春から県東部のホテルのホールスタッフとして働く佐藤冬侑さん(18)は、紅茶のロールケーキ、ワッフル、サラダ、パンナコッタ、サンドイッチを母親のために作った。「母が好きな紅茶のメニューを用意した。心を込めて作ったので、喜んでもらえたらうれしい」と話した。
(東部総局・菊地真生)