⚽アスルクラロ沼津 開幕戦へ連携確認 滋賀と練習試合、得点力確保が課題
J3沼津は11日、ホームの愛鷹広域公園多目的競技場でJFLのレイラック滋賀との練習試合に取り組んだ。45分を3本行い、3―0で勝利。昨季の主力組に加えて新加入選手も出場し、2週間後の開幕戦に向け、連携を確認した。
1本目は競り合いが続き、スコアレスで終えた。2本目13分、FW川又がFW和田からのスルーパスを受けて先制点を奪うと、攻撃のギアが上がった。MF鈴木が3本目12分、同24分と立て続けに得点し勝負を決めた。
昨季のチーム内得点王ブラウンノアが移籍し、得点力の確保が課題。鈴木は「1点目はいい形から得意のヘディングで入っていけた」と振り返り、「シュートはたくさん打とうと意識している。守備も全員で動き、連動を突き詰めていきたい」と意気込んだ。
完封という結果だが、中山監督は満足していない。「やられてもおかしくない場面は何度もあった。全てのプレーでランクを高めなければ」。中山体制の勝負の2年目へ、攻守にわたってさらに磨きをかける。
(東部総局・日比野都麦)