6分野で探究成果を披露 沼津西、沼津城北高が合同発表会
沼津西、沼津城北の2高校はこのほど、生活の中で感じる課題の探究成果を披露する合同発表会を沼津市民文化センターで行った。両校の1、2年生約580人が参加した。
2年生が国際、環境、健康、福祉など6分野の探究結果を発表。人工知能(AI)の発達により、保育士が全てAIになった場合を検証した沼津城北の郡山煌命さん(17)は「子どもの表情とか、いつもと違う変化をAIは気づくことができない」と推測した。オリンピックとパラリンピックの世間の注目度の違いに着目した沼津西の鈴木稀雅さん(17)は「パラ選手に話を聞いて、健常者はパラスポーツに接する機会が少ないことが理由だと思った。パラスポーツに壁を感じていたけど、壁を作っていたのは自分たちだったかも」と話した。
県教委が県立高の特色化を進めるため開始した「オンリーワン・ハイスクール事業」の一環。