沼津市長批判の浅原市議が釈明「波乱を起こした」
沼津市議会2月定例会の代表質問で頼重秀一市長の市政運営を厳しく批判した浅原和美市議が20日、市長の後援者集会に出席し、「気持ちとは違う厳しい質問になり、波乱を起こした。皆さんにおわびし、反省したい」と釈明した。
浅原氏は頼重市長本人や多くの市長の支援者を前に、「結束を継続していく」と両者の関係は“良好”とアピール。その上で「これからも厳しいことを言うかもしれないが、何も腹にはない。(市長を支える議員)24人がひとかたまりとなって支える」と強調した。市長は浅原氏の弁をじっと聞き入っていた。集会には市議28人のうち24人が集まった。
頼重市長が市議時代に所属した会派「志政会」代表の浅原氏は代表質問で「予算の特徴が見えない」と批判。2024年度予算案の委員会採決で賛成した後も市幹部を通じ、市政運営に苦言を呈するなどして波紋が広がっていた。