記者コラム「清流」 副市長、もっと発信を
沼津市の頼重秀一市長はSNSを積極的に活用し、自身や市民の活動を広く伝えている。足を運んだイベントの様子や、表敬に訪れた市民を収めた写真をアップし、丁寧に発信。もちろん、地元に関するSNS上の話題に対するチェックも欠かさない。
同市には市長を支える副市長に、吉沢勇一郎、塚本秀綱の両氏がいる。吉沢氏は静岡市葵区生まれの40代で国土交通省出身。塚本氏は裾野市に自宅があり、県OBだ。いずれも仕事に厳しいが、性格はくだけたところがある。人望は厚い。人付き合いが良く、酒宴は嫌がらない。
こうした人柄や仕事っぷり、担務といった両副市長の詳細を市民にアピールしても良い。市政の重要な決定にも関わっている。市は広報紙などで2人の特集を組んではどうか。
(東部総局・高橋和之)