成年後見支援センター開所 磐田市総合健康福祉会館iプラザ内
磐田市成年後見支援センターが1日、同市国府台の市総合健康福祉会館iプラザ市社会福祉協議会内に開所した。認知症高齢者や知的障害者らの財産管理などを代理人が行う成年後見制度の啓発や利用促進を図る。
市社協職員と市職員の計2人体制で電話や窓口相談を受ける。市民後見人の養成にも取り組んでいく。草地博昭市長や市社協の長谷川トキ会長ら関係者約30人が立ち会い、開所を祝った。草地市長は「安心して年を重ねることができるまちの実現に向けてここからがスタートだ」と職員らに呼び掛けた。
7月末に静岡家裁浜松支部管内で初となる市民後見人となった関塚信子さん(71)=磐田市福田中島=も参加。「市民目線で穏やかな生活を送れるような手伝いをしていきたい」と意気込みを語った。関塚さんは8月にも活動を開始する。