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暮らして良かったと思える三島市に 市民サービス推進へ 24年度市長施政方針

 三島市議会2月定例会が14日開会し、豊岡武士市長が2024年度の施政方針を示した。一般会計450億7千万円を計上した24年度当初予算案について「『三島で生まれて良かった、育って良かった、暮らして良かった』と思ってもらえるよう編成した」と述べ、市民サービスのさらなる推進を誓った。

施政方針を示す豊岡市長=三島市議会
施政方針を示す豊岡市長=三島市議会

 第5次市総合計画の六つの目標に沿って新年度の主要事業について説明した。本格工事が始まる三島駅南口東街区再開発は、事業効果を向上させる取り組みを実施。地下水や湧水の保全に向けたモニタリング調査を継続する。能登半島地震を受け「当たり前と思っている安全の裏には、災害や事故といった危険が常に潜んでいる」とし、自助・共助の力を発揮するためのコミュニティーづくりや人づくりに「引き続き注力する」と決意を語った。
 会期は3月15日までの31日間に決定。23年度一般会計の歳入歳出にそれぞれ3億9400万円を追加する補正予算案など38件を可決、同意し、24年度当初予算の8議案を上程した。一般質問は3月8、11、12日に行い、10氏が登壇する。

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