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熱海副市長に吉徳氏 財務省出身、市が人事案

 熱海市は13日までに、熱海土石流の災害対応を担った前副市長が昨年7月に退任して以降、1人空席の状態が続いていた副市長について、財務省出身で住宅金融支援機構財務企画部長の吉徳光男氏(60)=同市清水町=を起用する方針を固めた。14日の市議会2月定例会最終本会議に人事案を追加提出する。
 吉徳氏は東京都八王子市行財政改革部長、財務省関東財務局理財部次長、日本医療研究開発機構経理部長などを歴任し、2021年3月から現職。一橋大大学院国際・公共政策教育部修了。議会の同意が得られれば、4月2日に熱海市副市長に就任予定。任期4年。
 熱海市は21年4月から副市長2人制を採用。元市職員の稲田達樹前副市長が福祉部門などの事務事業に加え、同年7月の大規模土石流で被災した伊豆山地区の復旧復興事業を担当していた。稲田氏の退任後、経済産業省出身の金井慎一郎副市長(41)が土石流の対応を含めた市政全般を1人で統括している。

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