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【自民・裏金処分】宮沢博行氏、不記載132万円で対象ならず 「改めて国民に謝罪」

 自民党は4日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、関係議員ら39人の処分を決めた。安倍派の衆院側、参院側でトップだった塩谷立(衆院比例東海)、世耕弘成両氏を離党勧告とし、同派幹部を務めた下村博文、西村康稔両氏に党員資格停止1年、高木毅氏に同6カ月を科した。宮沢博行氏(衆院比例東海)は処分対象にならなかった。 

宮沢博行衆院議員=2023年12月、静岡市葵区
宮沢博行衆院議員=2023年12月、静岡市葵区

 安倍派に所属し、政治資金収支報告書への不記載が132万円だった宮沢氏は4日の党の処分対象にならなかったものの、「改めて国民に謝罪し、信頼回復に努める」と述べた。国会内で取材に答えた。
 宮沢氏は、派内から多くの処分者が出たことに「反発もあるようだが、不記載の事実を受け止め、真摯(しんし)に処分を受けるのが筋だと思う」とした。
 座長を務めた塩谷立氏(衆院比例東海)への「離党勧告」に関しては「慣習を改善できなかった責任は誰かが取らなければならない。幹部の責任は大きい」と指摘し、処分は妥当との認識を示した。
 (東京支社・武田愛一郎)

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