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【川勝知事辞意表明】6月議会で辞職ならボーナスは満額320万円

 川勝平太知事は3日の記者会見で、6月19日開会が予定される静岡県議会6月定例会で辞職する方針を示した。同日をもっての辞職が実現した場合、現在の規定では320万6965円の夏のボーナス(期末手当)が満額支給される。「コシヒカリ発言」を巡るペナルティーで2023年12月のボーナスを返上したこともある川勝知事の対応が注目される。

記者会見する川勝平太静岡県知事=3日午後、静岡市葵区の県庁
記者会見する川勝平太静岡県知事=3日午後、静岡市葵区の県庁

 静岡県人事課によると、夏期ボーナスの支給は6月1日が基準日となり、基準日に在職の場合は、23年12月2日から6カ月分が支給される。基準日の1カ月前に当たる5月中に辞職した場合は8割支給となり、5月1日より前に辞職すると受給資格を失う。
 会見で知事はボーナス受け取りの意思を問われ、「何も考えていない」と述べるにとどめた。県議会の対応によっては基準日まで在職できるか分からないと説明した。
 退職金は、辞職後に退職手当請求書を届け出ると支給される。在職した月数で支給額が変わり、1任期48カ月で4059万1200円。川勝知事が表明している県議会6月定例会の開会日(6月19日予定)だと、35カ月分となり、2959万7750円が支給される見通し。

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