テーマ : 裾野市

裾野市特産そば のどごし爽やか JA出荷検査始まる

 JAふじ伊豆なんすん地区本部(沼津市)は2日、裾野市特産「あしたか山麓裾野そば」の出荷検査を同市のそば工場で始めた。国内他産地に先駆け、4日から同市佐野のJA直営そば店「五竜庵」で新そばの提供を始める。

新そばの出荷検査を行うJA担当者=裾野市のそば工場
新そばの出荷検査を行うJA担当者=裾野市のそば工場

 今年は梅雨期の長雨に見舞われたものの、7月中旬以降は好天に恵まれ、順調に収穫できたという。初日は実に殻のついた玄そば約1.3トンが集まり、JA職員が実のつまり具合と含まれる水分量を専用機で測定した。担当職員は「爽やかなのどごしの新そばを味わい、暑い夏を乗り切ってほしい」と呼びかける。
 寒暖差のある富士山麓の裾野市はそば栽培の適地で、JAと市が遊休農地の有効活用策として2010年から産地化に向けた取り組みを始めた。生産者は15人。7~8月と10~11月の年に2回収穫している。

いい茶0

裾野市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞