テーマ : 政治しずおか

静岡市、4次総基本構想・計画案 子育てなど重点5政策 

 静岡市はこのほど、まちづくりの羅針盤となる最上位計画、第4次総合計画(2023~30年度)の基本構想・基本計画案を公表した。「世界に輝く静岡」の実現を目指し、子育てやスポーツ、森林文化などを推進する5大重点政策を打ち出した。

 基本構想では、世界に輝く静岡を市民と都市の双方が輝くまちと定義づけた。豊かな自然環境、歴史文化、産業に恵まれた同市で、市民の一人一人が自分らしい人生を送り、地域資源を磨いて世界から注目されるまちづくりを進めるとした。
 まちづくりの方向性を示す基本計画の重点政策として「子どもの育ちと長寿を支える」「アートとスポーツがあふれる」「城下町の歴史文化を守り抜く」「港町の海洋文化を磨き上げる」「中山間地オクシズの森林文化を育てる」といった五つの推進項目を掲げた。3次総の五大構想を発展的に継承した。
 このほかの分野別政策では、9月の台風15号による豪雨災害を踏まえて「災害時総合情報サイト」を早期に構築し、道路や上下水道など災害に強い社会基盤を整備するとした。
 基本構想・基本計画は市議会の議決を要する案件で、11月定例会で審議される。可決されれば、市は具体的な施策を記した実施計画をまとめ、年度内に総合計画を策定する。

いい茶0

政治しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞