愛と平和考える 子ども向け100冊 裾野・鈴木図書館
裾野市立鈴木図書館で27日まで、「あいとへいわ展」が開かれている。愛と平和について考える子ども向けの小説や歴史書、絵本など約100冊を並べ、貸し出している。
親子づれや子どもの来館が増える夏休みに合わせ、同図書館で活動するボランティア団体「きいろいつばさ」が中心になって企画した。いま読んでほしい図書として、米国のビキニ水爆実験で被ばくした焼津市のマグロ漁船を描いた「ぼくのみたもの第五福竜丸のおはなし」、原爆の悲劇を語り継ぐ不朽の名作「ふたりのイーダ」、井上ひさしの「子どもにつたえる日本国憲法」などを選んだ。
同じ時間軸を生きるさまざまな境遇の子どもの姿を描いた「ぼくがラーメンたべてるとき」をはじめ、特に推薦する図書はコメントを添えて紹介している。