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テーマ : 選挙しずおか

「私に市政を」最後の訴え 静岡、浜松市長選きょう投開票

 静岡、浜松両政令市長選と県議選、浜松市議選の選挙戦最終日となった8日、各立候補者は選挙区内を精力的に回り、有権者に支持を訴えた。いずれも新人対決となった静岡、浜松両市長選の候補者は住宅街や繁華街などでマイクを握り、最後の呼びかけに声をからした。

最後の訴えをする候補者(右)と握手する有権者ら=8日午後、静岡市葵区
最後の訴えをする候補者(右)と握手する有権者ら=8日午後、静岡市葵区
市長選候補の訴えに拍手を送る支援者ら=8日午後、浜松市東区
市長選候補の訴えに拍手を送る支援者ら=8日午後、浜松市東区
最後の訴えをする候補者(右)と握手する有権者ら=8日午後、静岡市葵区
市長選候補の訴えに拍手を送る支援者ら=8日午後、浜松市東区


 静岡市
 元県議の山田誠氏(61)は選挙カーに乗って市内を回り、妊娠から出産の費用無償化や規制緩和による企業誘致などを訴えた。夕方には葵区の札の辻クロス前で「総決起集会」を行い、支援者から「山田コール」で出迎えられ、「選挙戦に勝たなければ(政策は)実現しない。皆さんの力が必要だ」と力を込めた。
 共産党県常任委員の鈴木千佳氏(52)は、休日で人出が多い葵区中心街を重点的に回って演説。札の辻交差点では「現市政の転換を正面から訴えているのは私だけ」と他候補との違いを強調。大型施設整備見直しや学校給食無償化を主張し「暮らしに優しい静岡市の実現に向け、願いを託してほしい」と訴えた。
 元副知事の難波喬司氏(66)は葵区の中心街を練り歩いて通行人に支持を求めた後、市役所静岡庁舎を仰ぐ広場で締めの街頭演説に臨んだ。「結果を出す市政、温かい市政が必要」と強調。政策の立案と実行力に「自信がある」と述べ、「仕事で恩返しして、必ず良い市政にする。私に一票を」と呼びかけた。

 浜松市
 元総務省課長の中野祐介氏(53)は南、東、中区で市議選や県議選の自民系候補と合同の街頭演説会を次々と開催。「浜松をもっと元気に。浜松から地方創生を。安全、安心のまちづくりにも取り組む」と強く訴えた。最後は北区の事務所でマイク納めを行い、スタッフらに感謝の言葉を述べて選挙戦を締めくくった。
 市民団体代表の嶋田博氏(74)は市街地周辺を回り、最後は中心部の商業施設前で演説した。小中学校の給食費無償化や家庭ごみ処理の有料化反対、保育士や看護師らの待遇改善などを掲げた上で現市政や後継路線を「大企業、効率優先だ」と批判。「市民の暮らしと福祉を重視して市政をつくる」と訴えた。
 浜松市議選は天竜区を除く6区で選挙戦となっていて、計59人の候補者が人通りの多い幹線道路や商業施設などで演説に励んだ。

 

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