あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 政治しずおか

伊豆縦貫道「天城越え」 国交相、23年度事業化言及 県東部首長要望受け

 下田市の松木正一郎市長ら県東部、伊豆地域の首長が16日、国土交通省で斉藤鉄夫国交相と面会し、伊豆縦貫自動車道の早期全線開通を要望した。斉藤氏は未着手の「天城越え」区間について、2023年度新規事業化の可能性に言及した。松木市長らが終了後の取材に明らかにした。
 斉藤氏は、事業採択には公共事業評価の手続きを経る必要があることを念頭に「このまま順序をしっかりと踏んでいけば、4月1日以降に事業化ができる」などと述べたという。整備には「技術的な課題がある」との認識も示し、部分的な着手も選択肢の一つに挙げた。松木市長は「期待の持てる言葉をもらった。建設発生土の取り扱いなど、地元でやるべきことをしっかり進めていく」と話した。
 菊地豊伊豆市長、豊岡武士三島市長、頼重秀一沼津市長、岡部克仁南伊豆町長、深沢準弥松崎町長、中部経済連合会の栗原大介常務理事らも出席した。自民党の勝俣孝明氏(衆院静岡6区)と公明党の大口善徳氏(衆院比例東海)が同席した。
 同区間は伊豆市の月ケ瀬インターチェンジ(IC)から河津町の河津七滝ICまでの約20キロ。県は1月末に都市計画決定している。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

政治しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む