温泉文化知事の会 会長に鳥取知事 ユネスコ登録へ
温泉文化の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録に向け、静岡など36道県が連携する知事の会は18日、オンラインで総会を開き、次期会長に平井伸治鳥取県知事を内定した。平井氏は総会後、オンラインで取材に応じ「良き温泉文化を守り育て、関係する観光産業やインバウンド(訪日客)などを広げていきたい」と意気込みを語った。
総会は、会長の蒲島郁夫熊本県知事が任期満了に伴う3月の知事選に出馬せず、今期限りで知事を退くのに伴い、新体制を議論。村井嘉浩宮城県知事が幹事長に就くことも決定した。就任は4月16日付。終了後、司会進行役を務めた馳浩石川県知事が明らかにした。
各地の温泉の歴史や課題など温泉文化に関する実態調査の結果を、2025年1月に取りまとめることも確認したという。