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議員定数15から2減 御前崎市議会 財政悪化に対応

 御前崎市議会2月定例会は22日、本会議に議員発議で提出された議員定数(15)を2減する改正条例案を賛成多数(賛成11・反対3)で可決した。人口減少や市の財政状況悪化に対応するため、議会規模を縮小する。4月7日告示の市議選は定数13で行われる。
 発議した丸尾忠氏は提案理由について、周辺市の議会と比べて人口当たりの議員定数が多いことに触れ、「財政状況が厳しい中、議員自らが歳出削減に努めるべき」と説明した。賛成討論に立った4人は「身を切る改革を進め、議会の資質を高めていかなければいけない」などと主張した。
 議会事務局によると、市議の定数を2減することで年間1千万円以上の歳出削減につながる。定数は市が発足した2004年は18だったが、08年に16に減り、16年からは15になった。
 本会議では議員報酬を20%カットする条例改正案も議員発議で提出されたが、反対多数で否決された。

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