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テーマ : 沼津市

ラブライバーさん、“聖地”へ移住いかが 沼津市が2月に相談会

 沼津市は、同市が舞台の人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のファン“ラブライバー”を照準にした移住推進に本格的に取り組む。主人公の一人「松浦果南」の誕生日である2月10日には“聖地”の一つ、同市の淡島ホテルでファン向けの移住相談会を開催。作品が縁で移住したラブライバーの市職員が相談に応じ、“聖地巡礼”に訪れたファンに移住先としての魅力をアピールする。

アニメのオープニングに登場した噴水(奥)を望む移住相談会場のレストラン=沼津市内浦重寺の淡島ホテル
アニメのオープニングに登場した噴水(奥)を望む移住相談会場のレストラン=沼津市内浦重寺の淡島ホテル
ラブライブのポスターを手にする諸頭さん(中)ら、当日移住相談に応じる市職員=沼津市役所
ラブライブのポスターを手にする諸頭さん(中)ら、当日移住相談に応じる市職員=沼津市役所
アニメのオープニングに登場した噴水(奥)を望む移住相談会場のレストラン=沼津市内浦重寺の淡島ホテル
ラブライブのポスターを手にする諸頭さん(中)ら、当日移住相談に応じる市職員=沼津市役所

 同市は2022年度の移住者が前年度比5・6倍の253人と急増。このうち20~30代の移住者が7割を占める。市移住定住推進室は移住相談での聞き取りから「ファンの移住が一定数寄与した」とみて、ファンに特化した移住PRを進めることにした。
 相談会場の同ホテルは主人公の一人「小原鞠莉」の実家のモデル。当日はアニメの影響で移住した市職員の諸頭尚人さん(27)も相談員を務める。諸頭さんは「沼津は潜在力が高く、住む場所も海や山の近くから市街地まである。うまくマッチングできたら」と意気込む。
 淡島ホテルの運営会社「フェニックス」の杉森大樹社長(41)も「移住後の職場としてホテルを選んでもらえたら」と、移住者の増加が人材確保につながることを期待する。
 相談会は予約制で5組まで。予約なしでも可能な限り対応する。申し込みは9~31日に市公式サイトで受け付ける。問い合わせは市移住定住推進室<電055(934)4813>へ。
 (東部総局・尾藤旭)

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