実りある 海外滞在に 「語学や文化学び 成長したい」 裾野の小中生 豪姉妹都市へ
夏休みを利用してオーストラリアを訪れる裾野市派遣団の出発式が1日、市役所で開かれた。小中学生10人が11日まで、姉妹都市のフランクストン市に短期留学する。
青少年の国際交流を目的に同市海外友好協会が企画し、市が助成する派遣事業。コロナ禍で中断していたが、4年ぶりに再開した。出発式で二ノ宮祥司会長は「一生の思い出になるよう楽しい体験をしてきて」と激励した。深良中2年の三浦航之介さんは「生の英語に触れてみたいと思い、参加した。ホストファミリーと友達になりたい」と胸を躍らせた。
引率者2人を含む12人の派遣団は家族や友人の見送りを受け、バスで成田空港に向かった。期間中、ホストファミリー宅に滞在しながら現地の小学校に通う。
フランクストン市はオーストラリア南東部に位置し、裾野市とは1982年に姉妹都市提携を結んだ。
(東部総局・杉山諭)