浜松の投票所で投票用紙誤交付 市長選と市議選
浜松市選管は9日、統一地方選の中区の投票所1カ所で、本来は市長選と市議選の投票資格のない2人に投票用紙を誤って交付し、投票を認めるミスが発生したと発表した。市選管は、同投票用紙を特定できないため、有効な投票として扱った。
ミスがあったのは同区の富塚西会館投票所。投票所入場券が郵送された後で静岡県内の他市町へ転居し、投票資格が県議選に限られる2人に、職員が市長選と市議選の投票用紙を交付した。
職員は選挙人名簿抄本と入場券を照合しながら作業をしたが、名簿に付記された「県内転出」の記載を見落とした。投票後に職員が記載に気づいたという。