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発表方法に中野カラー データ分析、パネルで説明 浜松市

 浜松市の中野祐介市長は自身初めての当初予算案発表となった9日の記者会見で、36枚のプレゼン資料をパネルディスプレーに映しながら注目点を説明した。写真やグラフを多用し、深刻な人口減少が続く状況をデータで分析しながら、予算案に盛り込んだ主要事業の狙いを解説した。

パネルで資料を示しながら当初予算案を発表する中野祐介浜松市長=9日午前、同市役所
パネルで資料を示しながら当初予算案を発表する中野祐介浜松市長=9日午前、同市役所

 前市長の時代は当初予算の特徴を簡潔に表す“色紙の一言”が恒例だった。中野市長は「キャッチーな言葉でフォーカスする方法もあるが、自分は『魂は細部に宿る』と考え、まんべんなく組み立てたいタイプ。全部を見てほしい」と強調。予算の特徴をあえて一言で表現するならば「地方創生再スタート予算」と説明した。
 会見の様子は市ホームページでも公開している。中野市長は「市民の協力を得て予算を執行したい。多くの人に中身を理解してほしい」と発表方法へのこだわりを語った。

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