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道の駅基本計画 策定費用を計上 県営球場整備に合わせ 浜松市

 浜松市は遠州灘海浜公園篠原地区(中央区)の静岡県営野球場整備に合わせて検討している「道の駅」新設構想について、基本計画の策定費を9日発表の2024年度当初予算案に盛り込んだ。25年度までの債務負担行為で3100万円を計上し、施設の機能や概算事業費、民活導入の可能性などを詰める。
 市は現在、道の駅の候補地や工程、地域活性化の方法など基本的な構想の策定作業を進めていて、3月に公表する。この構想を踏まえて、基本計画は24年度から25年の秋ごろまで1年余りかけて練る方針。その後、事業者選定や用地買収などへ進んでいく。
 市は当初予算案に県がサブ球場、屋内運動場などを整備する未買収用地約3ヘクタールの測量調査費2700万円も計上した。今後の県による用地買収を後押しする。
 県の野球場整備の基本計画は策定時期の延期が繰り返され、県議会6月定例会で審議される予定。中野祐介市長は9日の記者会見で「県の動きをのんびり待って腰を上げたのでは好機を逃す。すぐ動けるよう作業を進める」と強調した。

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