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焼津市 一般会計675億円 災害対策、子育てに重点 24年度予算案

 焼津市は8日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比16・9%増の675億6300万円。定額減税に伴う市税の減収、ふるさと納税寄付金の増加を見込む。猛暑や豪雨などの災害対策、教育・子育てといった分野に重点配分した。
※画像タップで拡大してご覧になれます  特別会計と企業会計を合わせた総額は6・7%増の1215億500万円。15日開会予定の市議会2月定例会に提出する。
 歳入の29%を占める市税は前年度当初比1・9%減の196億9800万円を見込む。個人市民税は給与取得が持ち直しているものの、定額減税の影響から、8・3%減の68億1700万円、法人市民税は企業の業績に改善傾向が見られる状況を反映し、6・8%増の10億3700万円。
 ふるさと納税寄付金は増加傾向が継続すると予想し、前年度から28億円増の100億円を計上した。市債は中学校体育館の空調整備や公共施設のLED化関連などで支出が生じることから、68・4%増の35億3千万円。
 歳出は子育て関連の民生費、医療費関連の衛生費、経済振興策の商工費、教育費をそれぞれ前年度に比べて増やした。主な事業では小中学校猛暑災害対策に13億200万円、潮風グリーンウォーク整備に1億9700万円を充てた。

 ◇焼津市(15日~3月19日予定)①675億6300万円②16・9%増③小中学校猛暑災害対策(13億200万円)▽遊水地整備など流域治水対策(3億7900万円)▽子育て世帯の住宅取得支援(2億3100万円)
 ※豪雨、猛暑などの対策に重点を置いた。トップランナーと自負する子育て支援策も充実させ、過去最大規模。
 市町名(議会会期)①一般会計規模②前年度比伸び率③主要事業(事業費)の順

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