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テーマ : 政治しずおか

照明なし野外球場 浜松の団体が要望 県の整備巡り

 静岡県が浜松市中央区の遠州灘海浜公園篠原地区に整備する新野球場を巡り、アカウミガメの保護に取り組む地元のNPO法人サンクチュアリエヌピーオーと、市民団体「新球場と浜松百年の計を考える市民の会」は13日、照明のない野外球場の整備を求める要望書を県に提出した。

要望書を手渡す馬塚丈司前理事長(右から2人目)=13日午後、県庁
要望書を手渡す馬塚丈司前理事長(右から2人目)=13日午後、県庁

 アカウミガメの産卵地を保護するため、球場を夜間に利用しないよう求めた。県が選択肢として検討しているドーム型球場については「巨額の投資となり県の財政を圧迫する」「後世への負の遺産となる」と指摘した。
 サンクチュアリの馬塚丈司前理事長と市民の会の福井晃代表が県庁を訪れ、1万2725人分の署名とともに勝又泰宏交通基盤部長に手渡した。馬塚氏は「国際保護動物をないがしろにして施設をつくるべきでない」と訴え、福井氏は「ドームの施設料金を考えるとアマチュアは利用できない。市民が使いやすい球場にしてほしい」と話した。

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