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テーマ : 沼津市

「積雪と低温 状況厳しく」 沼津市長に駿東伊豆消防 珠洲市での活動報告

 1日に発生した能登半島地震で、被害の大きかった石川県珠洲市に派遣された駿東伊豆消防本部の緊急消防援助隊第2次派遣隊の3人が15日、沼津市役所を訪れ、頼重秀一市長に4人を救助したことを報告した。

現地での活動を報告する隊員ら=沼津市役所
現地での活動を報告する隊員ら=沼津市役所
救出活動に臨んだ隊員ら=石川県珠洲市(提供写真)
救出活動に臨んだ隊員ら=石川県珠洲市(提供写真)
現地での活動を報告する隊員ら=沼津市役所
救出活動に臨んだ隊員ら=石川県珠洲市(提供写真)

 4~8日に同本部から派遣された第2次派遣隊は、消火、救助、救急、特殊装備、後方支援の9隊計31人。食事の提供やトイレ設営など活動拠点の設営などを行う後方支援小隊長を務めた通信指令課の佐藤仁さんは、「積雪と低温で厳しい状況だった」と伝えた。
 東部中隊長を務めた沼津北消防署の水口忍さんと救助小隊長を務めた同署の中島基運さんは、倒壊家屋で救出活動に当たった。古い木造の多くは1階部分が壊滅し、津波で押し流されていたという。
 水口さんは「第1次隊は道路の寸断で足止めされ、第2次隊の現地到着も92時間後だった。陸路が難しければ、空路や海路で向かう方法が必要」と強調した。中島さんは「ご家族が見守る中、絶対に発見するぞという気持ちで捜索に臨んだ」と振り返った。

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