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テーマ : 沼津市

知財学び地域貢献 沼津高専の部活学生、成果を報告

 知的財産を学びながら地域貢献する部活動「知財のTKY(寺子屋)」に所属する沼津高専の学生が9日、岡田哲男校長に本年度の成果を校内で報告した。

岡田校長に活動を報告した「知財のTKY」の学生=沼津市の沼津高専
岡田校長に活動を報告した「知財のTKY」の学生=沼津市の沼津高専

 同部の学生55人はチームに分かれて電気自転車「KV-BIKE」のレース出場や、駿河湾の深海調査などに取り組む。2016年に特別同好会として発足し、昨秋から部活に昇格して活動を加速させている。
 電気電子工学科3年の藤江優光さんは、駿河湾フェリーと連携して修学旅行生向けに開発した駿河湾の特性を説明する教育プログラムに関する発表が、「Show and Tell プレゼンテーションコンテスト」(世界知的所有権機関主催)で銀賞を受賞したと紹介した。その上で「駿河湾の価値や海の魅力を伝えるコンテンツを増やしたい」と意欲を示した。
 ほかに、三重県で開かれた日本動物学会中部支部大会で「SNSを活用した駿河湾の鯨類調査とChatGPTを用いた考察」と題して発表し、最優秀賞に選ばれたチームなど16プロジェクトの成果を伝えた。岡田校長は「縦のつながりを大事に、成果を毎年引き継ぐことが重要。論文で学術的にも示せるように頑張ってほしい」と激励した。

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