菊川で投票用紙誤交付 静岡県議選
菊川市選挙管理委員会は9日、同日投開票の県議選で、選挙人名簿に登録されていない女性に投票用紙を交付し、投票させるミスがあったと発表した。
同市選管によると、同日午後3時15分ごろ、投票所の小笠東地区コミュニティセンター(同市川上)で「父親の代理で投票したい」と申し出た女性に対して、誤って投票用紙を交付した。女性の投票後、交付係の職員が入場券記載者との性別の違いに気付き、発覚した。
受付係と名簿対照係の職員が投票に関する制度を理解していなかったのが要因。市選管は発覚後、市内全投票所に連絡し、記載内容の確認徹底と名簿対照の厳格化を指示した。