海洋文化施設「遅れ」 事実経過など説明を 緑の党、静岡市に要望
静岡市議会会派「緑の党グリーンズジャパン」(松谷清代表)は21日、清水港の海洋文化施設「海洋・地球総合ミュージアム」の整備計画全体に大幅な遅れが出ている問題について、事実経過や経費負担の発生の有無、責任の所在を明らかにするよう求める要望書を市に提出した。
施設を巡っては、事業者など関係者間の協議に時間を要したほか、建設時に必要なくいが当初想定より長くなるなどの問題が生じ、オープンが約10カ月ずれ込む見込みとなっている。
松谷氏は今回の問題によって、市と事業者の間で締結された契約の変更に至る可能性もあると指摘。事実関係の経過などを説明するよう要望し、3月5日までに回答するよう求めた。
市は大石真也秘書課長が対応した。