ブレス浜松挑戦 大林GMが講演 静岡県地方議会議長連絡協
静岡県地方議会議長連絡協議会の第2回政策研修会がこのほど、県庁で開かれた。バレーボールVリーグ女子2部「ブレス浜松」の大林素子ゼネラルマネジャー(GM)が講演し、市町議会の議長らにスポーツによる地域活性化やチームへの支援を呼びかけた。
スポーツ王国復権に向けた取り組みとして、五輪3大会出場の実績のある大林GMを講師に招いた。大林GMはVリーグ再編で24年に発足する「SVリーグ」への参入を目指すチームの現状を説明。15チームが申請する中、「(参入実現には)地域の盛り上がりが後押しになる。参入が認められるか不明だが、諦めずに取り組む」と述べた。「県内からオリンピアンを出したい。地域活性化の手伝いをしたい」とも述べ、県内の小中高校や実業団で選手を育成できる仕組みづくりの必要性を訴えた。
会の冒頭、同協議会会長の中沢公彦県議会議長は「能登半島地震をきっかけに、本県が本当に防災先進県なのか、危機管理の在り方を見つめ直すことが重要だ。県と市町、県議会と市町議会が連携を大切にして解決したい」と述べた。