自民派閥裏金事件 身の処し方明確に 国民・榛葉幹事長
国民民主党幹事長で党県連顧問の榛葉賀津也参院議員(参院静岡選挙区)は5日、静岡市内で開いた常任幹事会後の記者会見で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で揺れる通常国会に関し、「国の大事な局面にもかかわらず、『政治と金』に時間を費やさなければならないのは本当に情けない。少なからず静岡県にも関係者がいる。(自民党は)他党から追及される前に、自ら身の処し方を明確にすべきだ」と批判した。
共同通信の今月の世論調査で、内閣支持率が24・5%と先月より2・8ポイント低下したことについては「自民もだめだが、野党への期待も上がらず、政治全体の信頼が地に落ちている。われわれがしっかりしなければ」と危機感を示した。