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テーマ : 政治しずおか

政治資金収支報告書訂正 塩谷氏団体196万円 宮沢氏団体132万円

 安倍派の政治資金収支報告書の訂正では、パーティー券販売ノルマ超過分の還流額に当たる派閥からの寄付額として、2020~22年の3年間で座長を務める塩谷立氏(衆院比例東海)の資金管理団体「塩谷政治経済研究会」に計196万円、宮沢博行氏(同)の資金管理団体「宮柱会」に計132万円が記載された。両氏とも総額はこれまでの説明と一致している。
 内訳は塩谷氏の団体が20年に76万円、22年に120万円。塩谷氏は28日の記者会見で21年が80万円、22年が40万円としていたが、21年分は実際に還流を受けたのが22年に入ってからだったため、この2年間分が合算された。報告書公開対象外の18年に24万円、19年に14万円の還流があったことも既に明らかにしている。
 宮沢氏の団体は20年に58万円、21年に42万円、22年に32万円。宮沢氏はノルマ超過分の一部を派閥に納めず手元にプールしていたものの、訂正にあたって派閥側に全額を申告した。
 塩谷氏は31日、自身の団体の収支報告書の訂正を総務省に届け出た。宮沢氏の団体の訂正は後日の予定。
(東京支社・山下奈津美、関本豪)

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