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⚾伊豆伊東「伝統つくる」 今春3校統合、初舞台へ闘志  全国高校野球静岡大会開会式

 今年4月に伊東、伊東城ケ崎分校、伊東商の3校が統合され、誕生した伊豆伊東が初舞台に臨む。伊東市内で唯一の高校野球部。開会式では太田主将が、伊東市の鳥「イソヒヨドリ」をモチーフにした新しい校旗を掲げ、行進を先導した。

入場行進をする初出場の伊豆伊東ナイン=草薙球場
入場行進をする初出場の伊豆伊東ナイン=草薙球場

 昨夏の静岡大会までは、伊東と伊東商で出場。その後は統合に備え、連合チームとして活動してきた。伊東市内の中学出身者がほとんどで顔なじみも多いが、太田主将は「最初は各校が何を重視して練習をしてきたかが違って、意見が合わないこともあった。たくさん話し合いをして決めごとをつくった」と、一体感の醸成に努めてきた。
 中山監督は「伊東高の選手は淡々とひたむきに取り組むタイプが多く、伊東商の選手は元気で活発。お互いに足りない部分を補い合っている」と、相乗効果を感じている。
 練習の締めくくりに新しい校歌を斉唱するのが日課だ。太田主将は「伊豆伊東にはまだ伝統がない。勝って新しい校歌を歌い、伝統をつくりたい」と歴史的な一歩を踏み出すべく、意欲を示した。

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