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木下杢太郎 功績たたえる 伊東で祭典 地元出身の医学者 芸術でも活躍

 伊東市出身の医学者で文学や芸術分野でも幅広く活躍した木下杢太郎(もくたろう、本名・太田正雄、1885~1945年)の功績をたたえる「第56回杢太郎祭」(実行委主催)がこのほど、市の生涯学習センターひぐらし会館で開かれた。

木下杢太郎の功績をたたえた祭典=伊東市の生涯学習センターひぐらし会館
木下杢太郎の功績をたたえた祭典=伊東市の生涯学習センターひぐらし会館

 市少年少女合唱団と合唱団KANONのメンバーが杢太郎作詞の歌「海の入日」「夕焼けの唄」などを歌った。同じく杢太郎が作詞し、今春の統合で開校した伊東小に引き継がれた校歌を来場者も含めて合唱した。
 杢太郎が作った俳句や短歌を朗詠し、親交があった北原白秋作詞の伊東音頭を披露した。実行委の村田武委員長は「杢太郎は多方面にわたって活躍した偉人。白秋と同じ年の生まれで親密な関係を築き、互いに影響し合っていた」と紹介した。

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