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伊豆伊東高生 ニューサマーオレンジゼリー開発 地元企業と

 伊豆伊東高の総合探究部フロンティア班が伊東市の氏原製菓と共同で新商品「伊豆ニューサマーオレンジゼリー」を完成させ、売り出した。市内3高校が統合して伊豆伊東高となってから開発した商品で、爽やかなかんきつ類の味わいを生かした菓子が誕生した。

商品をPRする生徒=伊東市内
商品をPRする生徒=伊東市内

 前身の伊東商高フロンティア部は氏原製菓とともに「伊豆ニューサマーオレンジラングドシャ」を送り出し、商業高校フードグランプリ(伊藤忠食品主催)で大賞を獲得。大ヒット商品になった。そのラングドシャに続く商品を開発しようと、今回も両者がタッグを組んだ。
 商品は8個入りと12個入りの2種類。ゼリーを個包装にして、手を汚さずに食べやすいように工夫した。生徒たちは味や形状の開発過程に関わり、外箱のパッケージデザインや同封する商品の特徴を記したメッセージなども手がけた。
 学校統合で新体制となったフロンティア班には旧伊東高城ケ崎分校の生徒や1年生も加わり、発想を取り入れた。リーダーの山田彩乃さん(2年)は「幅広い年齢の人に楽しんでもらえる。家族みんなで食べてほしい」とPRした。
 伊豆地域の土産物店などで販売し、販路拡大を目指す。氏原製菓の内山直樹社長(43)は「間違いなく売れる商品になった」と胸を張り、フードグランプリにも出品を予定する。
 (伊東支局・白柳一樹)

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