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伊豆伊東高 高校生ビジネスプランGP 最終審査へ 1月プレゼン

 「第11回高校生ビジネスプラン・グランプリ」(日本政策金融公庫主催)の最終審査会に進むファイナリスト10組がこのほど発表され、伊豆伊東高3年生の1プランが入った。生徒たちは来年1月初旬の審査で、大賞を目指してプレゼンテーション発表に臨む。

ファイナリスト10組に選ばれ、笑顔を見せるメンバー=伊豆伊東高
ファイナリスト10組に選ばれ、笑顔を見せるメンバー=伊豆伊東高

 メンバーはリーダーの平松美紅さん、大沼蕾さん、橋本理央さんの3人。プランは、大人に代わって日常的に家事や家族の世話を行うヤングケアラーを支援する取り組みを提案。食事を準備する負担の解決に向け、加盟する地元飲食店で毎日、無償で食事を提供する仕組みを考えた。
 今回は全国から過去最多の505校、5014プランの応募があった。今春に伊東市内の3高校の統合で誕生した同校。連続での複数プラン入賞を続けてきた伊東商高時代を含め、10組入りは初めて。
 生徒は同校で、オンラインで発表の瞬間を見守った。既に決まっていた20組の中から同校の名前が読み上げられると、笑顔を見せた。自らが年齢の離れた妹2人の面倒を見る平松さんは「地域の人たちの協力があって選んでもらえた。プレゼンを綿密に練習し、全国にプランを知ってもらいたい」と話した。

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